コンドルは飛んで行く [鳥類]
トキイロコンドルは一度見たら絶対に忘れない鮮やかな顔と、
羽は白をベースとして尾羽と風切羽(かざきりばね)は黒く
全体に色鮮やかでコンドルの仲間の中でも非常に目立つ存在です。
北はメキシコから南はアルゼンチンまでの熱帯雨林やサバンナ
に生息しています。
ほかのコンドルと同様に腐肉食性動物で、熱帯雨林やサバンナの
上空や河川に沿って、気流に乗って羽ばたくことなく滑空
しながら獲物を探します。
タカ目コンドル科トキイロコンドル属トキイロコンドル種
但し、DNA鑑定結果猛禽類(タカ目)というより
コウノトリ(コウノトリ目)の近縁であることが判明しているそうです。
学名:Sarcoramphus papa
英名:King Vulture
全長:71~81cm
翼開長:170~200cm
体重:3000~3780g
ワシントン条約掲載種
トキイロコンドルは地上に巣を作り、産卵は1回につき1つの卵を産みます。
オスとメスは交代で卵を温め、ヒナの世話もつがいで行います。
エサは胃に入れて持ち帰り、吐き出してヒナに与えます。
トキイロコンドルさんの勇姿です~☆
☆一般的にコンドルというのはアンデスコンドル(又はオオコンドル)のことであり、
羽を広げれば3メートルはある「世界最大の飛ぶ鳥」だけに、南米の神話や
フォルクローレの中でも重要な役割で登場します。
たとえば、インカ帝国最後の皇帝トゥパク アマルが死後、
コンドルに生まれ変わったという伝説が残っています。
和名:アンデスコンドル
別名:オオコンドル
タカ目コンドル科コンドル属
但し、DNA鑑定結果猛禽類(タカ目)というよりコウノトリ(コウノトリ目)の
近縁であることが判明しているそうです。
学名:Vultur gryphus
英名:Andean Condor
全長:94~122cm
翼開長:274~323cm
体重:♂11000~15000g,♀7500~11000g
分布:アンデス山脈(ヴェネズエラ、コロンビア、ペルー、ボリヴィア、エクアドル、チリ、アルゼンチン)と
フエゴ島の山岳地(標高1800~5200m)に生息
アンデスコンドルは絶滅危惧種と見なされており、この数を増やすために、
再繁殖プログラムが実行されています。
画像のアンデスコンドルは「とさか状の突起」が発達しているのでオスです。
メスにはとさか状の突起はありません。
アンデスコンドルの飛翔。気流に乗って殆ど羽ばたくことなく
滑空していますね~☆
では最後にアンデスの有名なフォルクローレ「コンドルは飛んで行く」
”El condor pasa"を聴きましょう~☆
この曲は、1916年にペルー人作曲家のダニエル・アロミア・ロブレスが、
サルスエラ(スペインのオペレッタ)の序曲として作曲しました。
当時のロシア革命やメキシコ革命などを時代背景として、
先住民系鉱山労働者の団結とアメリカ人鉱山主との闘争を歌った
政治色の濃いサルスエラ作品であったとのことです。
その後、サルスエラそのものは、上演されなくなり、
序曲だけが民族音楽化して残ったということです。。。
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世界最大のコウノトリ
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に生息しています。
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上空や河川に沿って、気流に乗って羽ばたくことなく滑空
しながら獲物を探します。
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但し、DNA鑑定結果猛禽類(タカ目)というより
コウノトリ(コウノトリ目)の近縁であることが判明しているそうです。
学名:Sarcoramphus papa
英名:King Vulture
全長:71~81cm
翼開長:170~200cm
体重:3000~3780g
ワシントン条約掲載種
トキイロコンドルは地上に巣を作り、産卵は1回につき1つの卵を産みます。
オスとメスは交代で卵を温め、ヒナの世話もつがいで行います。
エサは胃に入れて持ち帰り、吐き出してヒナに与えます。
トキイロコンドルさんの勇姿です~☆
☆一般的にコンドルというのはアンデスコンドル(又はオオコンドル)のことであり、
羽を広げれば3メートルはある「世界最大の飛ぶ鳥」だけに、南米の神話や
フォルクローレの中でも重要な役割で登場します。
たとえば、インカ帝国最後の皇帝トゥパク アマルが死後、
コンドルに生まれ変わったという伝説が残っています。
和名:アンデスコンドル
別名:オオコンドル
タカ目コンドル科コンドル属
但し、DNA鑑定結果猛禽類(タカ目)というよりコウノトリ(コウノトリ目)の
近縁であることが判明しているそうです。
学名:Vultur gryphus
英名:Andean Condor
全長:94~122cm
翼開長:274~323cm
体重:♂11000~15000g,♀7500~11000g
分布:アンデス山脈(ヴェネズエラ、コロンビア、ペルー、ボリヴィア、エクアドル、チリ、アルゼンチン)と
フエゴ島の山岳地(標高1800~5200m)に生息
アンデスコンドルは絶滅危惧種と見なされており、この数を増やすために、
再繁殖プログラムが実行されています。
画像のアンデスコンドルは「とさか状の突起」が発達しているのでオスです。
メスにはとさか状の突起はありません。
アンデスコンドルの飛翔。気流に乗って殆ど羽ばたくことなく
滑空していますね~☆
では最後にアンデスの有名なフォルクローレ「コンドルは飛んで行く」
”El condor pasa"を聴きましょう~☆
この曲は、1916年にペルー人作曲家のダニエル・アロミア・ロブレスが、
サルスエラ(スペインのオペレッタ)の序曲として作曲しました。
当時のロシア革命やメキシコ革命などを時代背景として、
先住民系鉱山労働者の団結とアメリカ人鉱山主との闘争を歌った
政治色の濃いサルスエラ作品であったとのことです。
その後、サルスエラそのものは、上演されなくなり、
序曲だけが民族音楽化して残ったということです。。。
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実はフォルクローレが大好きで、この曲もリコーダーアンサンブルで演奏しました。(有名なところの後の部分もはいっています。)
コンドルの顔がなかなか愛嬌があっていいなあ・・・と思いました。
もっと怖い顔だと思っていました。
やっぱり政治色の濃い作品だったのですね!
曲の背景を教えていただきありがとうございます!
by Cecilia (2009-07-02 22:18)
Ceciliaさん!こんにちは~☆
コメントありがとうございます。
フォルクローレもお好きなことがわかり嬉しいです~☆
主旋律を受け持つケーナ、哀愁を帯びた音色が
素晴らしいですよね~☆
by アマデウス (2009-07-02 23:40)
トキイロコンドルの正面顔、すごいですね。目玉が作り物の様な感じ!去年ペルーに行きましたが、コンドルは見られませんでした、残念!
by まっちゃん (2009-07-10 10:52)
まっちゃんさん!こんにちは~☆
ありがとうございます!
なかなか正面顔は撮らせてくれませんがついていました。
愉快な顔をしていますよね~☆
by アマデウス (2009-07-10 12:23)
トキイロコンドルの表情、面白いですね^^ほんと、一度見たら忘れないような顔ですね。びっくりしました。
「コンドルは飛んで行く」は好きですよ!
昔、メキシコ料理店でのライブで聴いた覚えがあります。
by 黄昏の線路 (2009-07-11 16:15)
黄昏の線路さん!こんにちは~☆
コメントありがとうございます!
トキイロコンドル、漫画チックな表情をしてるでしょ。
口を開けたり、振り向いたり表情がコロコロ変わり面白いです。
「コンドルは飛んで行く」お好きなことがわかり嬉しいです~☆
by アマデウス (2009-07-11 21:23)
コンドルの顔は、結構愛嬌がありますね。
ちょっとマンガっぽいところが、面白いです。
by うめママ (2009-07-19 08:52)
うめママさん!こんにちは~☆
愛嬌ありますよね。コンドルは動物園などで飼育すると
飼育係の人達にも結構なつく様ですね。
コメントありがとうございます!
by アマデウス (2009-07-19 09:42)