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キャッツ [ミュージカル]

ミュージカル「キャッツ」(原題:”CATS”)は、20匹以上の「個性的な猫(Jellicle cats)」たちが
「都会の廃品置場」を舞台に、歌と踊りを繰り広げ、笑いと涙、型破りの演出と振付で
世界的大ヒットとなりました。

14ヶ国語に翻訳され世界の150都市において上演、5千万人以上の観客を動員
しているそうです。。。

ロンドン(ウエスト・エンド)では1981年初演後、約21年間にも及ぶロングラン公演となり、
連続上演回数は8950回という驚異的な記録を樹立しました。

また、ニューヨークでも1982年初演後、約18年間のロングラン公演となり、
連続上演回数7485回を記録し、2006年1月に「オペラ座の怪人」に抜かれるまで
ブロードウェイでのロングラン公演記録を保持していました。

記録を抜かれた「キャッツ」も抜いた「オペラ座の怪人」もいずれも作曲はアンドリュー・ロイド=ウェバー
Andrew Lloyd Webber(英国籍1948年3月22日~)というのもすごいですね。


日本では、1983年劇団四季(振付:山田卓)によって新宿の仮設劇場である
キャッツ・シアターで初演、以後断続的に全国主要都市で上演され続け、
26年間で上演回数は7308回(2009年5月3日)となり、観客動員数は750万人以上
に達し、国内のミュージカル上演回数として最多記録を更新中とのことです。

本年5月3日東京公演は千秋楽を迎えましたが2009年11月からは横浜・みなとみらいで
公演されることが発表されています。

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都会に住まう20数匹の個性あふれる猫たち(ジェリクル・キャッツJellicle cats)が、
ジェリクル・ムーンJellicle moonの輝く晩にジェリクル舞踏会Jellicle Ballを
開催、みんなで踊り、歌う中で、天上(中層電離層=Heaviside-layer)に昇り
生まれ変われるただ1匹の猫を選ぶという、幻想的なミュージカルですね。

ジェリクルという言葉の意味ですが、 キャッツの原作者(作詞者)、T.S.エリオットの
造語で、「素晴らしい」「抜きん出た」「個性的な」といった様な意味(形容詞)で使われています。
又、Jellicles だけで”Jellicle cats"を意味します。
Jellicle song, Jellicle cats, Jellicle moon, Jellicle ball....ことあるごとに使われていますね。

猫の場合は「個性的でそんじょそこらの街猫ではない猫」「ミラクル猫」といった感じでしょうね。。。
ジェリクル・キャッツJellicle Catsについて日本でのチラシには次の様な説明が
記載されています。

「無限の可能性を秘め、飼い猫になることを拒否して、どんな逆境でも自分らしく
生き抜くことを選んだ猫達のこと」



作曲:アンドリュー・ロイド・ウェバー Andrew Lloyd Webber
原作:T・S・エリオット(Thomas Stearns Eliot)「キャッツ - ポッサムおじさんの猫とつき合う法」
      ”The Old Possum's Book of Practical Cats”
台本:アンドリュー・ロイド・ウェバー&トレヴァー・ナン
DSC01549.JPG

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